訪介ヘルパー「やっぱり」

認知症状のあるお姉さん、精神疾患のある妹さんの
2人暮らしのお宅は何というかドン・キホーテ風
物が山積みで探し当てるのがゲームみたい
　何やら新しい品物が届いており、妹さんにお聞き
したところ～
『あのね、お姉さんがテレビを観ていて安いからと
注文してね、届いただよ。コーヒー飲むやつでしょっ？』

・・・見たところ、カプセルをポンと入れて作る
タイプのコーヒーメーカーオシャレなやつです

「珈琲、お好きだったんですね＾＾』

『うーん、私は好きだけど
お姉さんはそう好きでもないね』

「え？それなのにどうして？」

『安かったから買ってみたらしいよ
お姉さん、買ってよく忘れちゃうけど
　私は覚えているからね＾＾』


・・・平和な感じでよかった


『あのね、使い方がわからない。
どうやるかー見てほしいだよっ』

・・・やっぱりかっ

（後で判明
お姉さんは妹さんのために購入
　本人はすでに覚えていない）